オイル染色とカラーサドルの違いについて

オイル染色は、革の表面から革の内部の1mmくらいまでオイル染料が染みこむ感じで色が付いている革です。
染色前の下地の革の色の干渉も受ける為、淡い色の革はあまりありません。
カラーサドルは、表面に顔料を吹きつけて染色されています。微妙なカラーリングが表現出来るのが特徴です。


左、オイル染色  右、カラーサドル

裏側
左側オイル染色は、革の厚さ、色によって染料の染み具合が違います。
特に画像の黒だけは、目立つので裏を手染めしております。
写真は1.5と2.5mmの革厚です。
経年変化の違い

オイルレザー

カラーサドル
両方とも2年強使用した状態です。カラーサドルのほうが、染料の厚さが薄い分風合いが出やすい感じです。